Sweet Love~極上に甘い恋~
唇が離れる。

大森さんの唇が耳に触れた瞬間、わたしの心臓がドキッ…と鳴った。

「この後、このまま甘いお時間を過ごしてもいいですか?」

そのセリフに、またわたしの心臓がドキッ…と鳴った。

神聖な場で、何てことを…!

そう思ったけどわたしは、
「どうぞ」
と、返事した。

もういつものことなんだから、わたしもわたしでそろそろなれなくっちゃ。

そう思いながら、チラッと大森さんに視線を向けた。

大森さん。

これから先もずっと、よろしくお願いします。
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