Sweet Love~極上に甘い恋~
「考えていたことを言わないと、このままですよ?」

大森さんは妖艶な笑みを浮かべた。

かなわないです!

仕方ないので、わたしは大森さんに思っていたことを全て話すことにした。

「やっぱり、モテたのかなって…」

「モテた?

アタシがですか?」

そう聞いてきた大森さんに、わたしは首を縦に振ってうなずいた。

「モテたとしても、アタシは乃南さんだけですよ?」

絶対にそう言うと思った。

わかっていたのに、わたしの心臓はドキドキと鳴っている。

大森さん、ドキドキさせるのがお上手です。

わたし、このまま行ったら絶対に倒れます。

けど、大森さんにはかなわないんだ。

極上に甘い夢を見させてくれる、極上に甘い旦那様には一生かなわないって、わたしは思った。


☆★END☆★
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