冒険記:樹海編
樹海で体験した一番怖かった出来事は、何も居ないのに何かいるというところだった。
意味が分からない人が多いと思う。
僕らは夜中、外から聞こえる"足音"に数回ほど目を覚ました。なんというか、人と言うよりかは、少し大きめの動物に近い。
その足音に気づき、外を見ると、何もいないのである。ここである。樹海は一種の不安感から、音に敏感になるという現象が発生するらしい。つまり外から聞こえた足音は、実際よりもっと遠かったと考えられるね★
とにかく、どうしようもないので、僕達はその足音をAsmr代わりにして眠りについた…
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