地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡
-…サリが、ここにいる気がしたから。


親には反対されたから、一人暮らしをすることにした。


歳も分からない、苗字さえも分からない。


何もかも分からないまま、俺は花徳高校という県立の高校へ入学した。


入学式で、サリらしい姿を探すけど見当たらなかった。


あれから1年__


俺は気がつけば高校2年生。


_「柊くん、好きです…!付き合ってください!」


目の前で、顔を真っ赤にさせながら俺に告白する女。
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