やわらかな檻
「さぁ、それはどうだろう。でも、これもある意味純粋だと思うね」


「もういいわ、ありがとう」

「またおいで。弟から逃げたくなったら、いつでも乗り換えてくれて良いよ」




「命がないわよ、多分」


【美しいひと/終

また、修正前の作中詩は友季菜さま著、『からふる』内のやわらかな檻イメージ詩よりお借りしていました。
ありがとうございました。】





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