天然お嬢と双子の番犬さん
今度は吹き出して笑い出した。
何が可笑しかったのか分からない。
丞くんって笑いのツボ可笑しいのかな?
「あー…面白い女」
台から降りた丞くんに顎を持ち上げられた。
顔が近づく。
一瞬吃驚したけど平常心を保つ。
やっぱり男の人って距離感近いみたい。でもこれで確信できたし、心に余裕が出来るね。
それに……、
どうやら私は顔によく何かつくみたいだからね!
「なにかついてた?」
「違う。そんなんじゃない」
あ、また気難しくなった。
さっきまで笑ってたのに~。
「…俺に媚び売らないんだな」
媚び?西園寺組だと上下関係難しいのかな?
「それとも免疫があるか…まあ、あの若頭がいれば自然にそうなるか。若頭と比べれば、俺の方が格好悪いに決まってるか」
「え?丞くんはかっこいいと思うよ?」
動きが止まった。