天然お嬢と双子の番犬さん


キラキラ輝く川に目も一緒に輝かせた。


「わ、わああああ!きれー!」

「ふふ、花!後で一緒に入りましょ?」

「うんっ!楽しみ!」


麦わら帽子を被り、いつもより可愛い笑顔を見せる鞠。それはきっと大好きな彼氏さんが一緒にいるから。


「はじめまして。鞠の彼氏の、笹本 司(ササモト ツカサ)です」

「はじめまして!五十嵐花です!えっと、二人は双子で…和と湊です!」


和と湊を交互に指差した。
二人は小さく頭を下げる。

司さんはあははと苦笑い。


「背が大きいですね。同い年でこれだけ差があるとなんだか負けた気がします」


実は20歳超えている二人。


「…これだけかっこいい人が鞠の近くにいるんだね。少し自信無くなってしまうね」

「もう!変な心配しないでよね!…ダーリンの方が百倍かっこいいわよ」


鞠…顔赤くなってる!


「もしかして太陽にやられ…!」

「……お嬢?違うと思うよ?」


少しだけ距離のある私と和の間。それは湊も。私がどれだけ近付いても、二人は私を避けるかのように距離を取るんだ。


……っ、そんなに嫌かなぁ。私と居るの。


< 314 / 413 >

この作品をシェア

pagetop