俺たちの夢は儚く散った
恭!
俊!?
恭大丈夫?
ん?
ちょっと遅れてたのって苦しかったからだよね?
え?
違ったらごめん。
もしかして、俊それわかっててみんなに休憩しませんかって言ってくれたの?
うん…お節介だったらごめんね。
全然!むしろありがとう!
良かったぁ!
ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
ね、恭?
ん?ハァハァハァハァ…
なんか顔熱くない?
え?そんなことはないと思うけど
ちょっとおでこ貸して?
うん?
あつっ!恭熱あるんじゃない?
え?嘘っ?
むちゃ熱いよ?
確かに言われてみればむちゃ頭痛いし、だるい…
ちょっと!一旦部屋戻ろ!
でも…
大丈夫!俺がいるから!
ありがとう!
ねぇ、恭?
ん?あのさ、喘息かさ頭が定期的に痛くなるのメンバーに言わない?
でも….みんなには心配かけたくない。
恭の気持ちもわかるけどさ、やっぱりメンバーには知っといて貰った方がいいような…
でも…
じゃあどっちかだけって言うのは?
どっちかだけ?
うん
どっちかなら喘息のこと言うよ!
わかった!
ハァハァハァハァ…
待って!どんどん息荒くなってる。とりあえず早く部屋戻ろ。
うん。ハァハァハァハァ…

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