元ヤンキー男子はツンデレ女子を溺愛している
「別にいいよ。千花が困らなければ。あ、皆さんもお騒がせしました」

西原凌は、私の心配をよそに私の頭にポンッと置いて、私にそう言ってからクラスメイト全員に謝っていた。

西原凌は当たり前のように私が困らないように助けてくれる。

知り合って1日しか経ってないのに。
逆に私は怖くなった。西原凌には、裏があるんじゃないかと。

だって、こんなヤンキーっぽいのに、優しいってギャップが半端ない。

「…ヤンキーくんが偉そうなこと言ってんじゃないよ。私はあんたと知り合いじゃないし。昨日いきなり言われたら困る。だったら、ファンクラブ共の方がよっぽどいいよ」

私は西原凌がどう思うなんて気にしなかった。

人の目など気にせず、私は自分の教室で言いたいことを西原凌に言う。
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