恋いは赤い糸で 結ばれている 1
 母さんはお風呂から上がり父さんも帰って来た。家族揃って夕食のカレーライスとサラダ食べた。

 菘「う~ん、美味しい~」
 芹斗「美味しい。薺が作ったのか」
 薺「そうだよ。サラダは蘿蔔が作った」
 蘿蔔「作ったって言っても野菜を千切っただけだけよ」
 菘「それでも作ってくれたことに変わりないから大丈夫よ。ありがとう」

 母さんのありがとうって笑顔で言われるとやっぱり照れ臭い。

 芹斗「菘、今日は薺と蘿蔔が作ったてことはパンを食べ過ぎたな」
 菘「えーと、その、ごめんなさい」

 パンを食べ過ぎことは父さんはお見通しだった。僕も姉ちゃんも分かってたけど。
 夕食を食べ終わりデザート変わりに母さんがお土産で買ってきたクロワッサンを食べた。
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