恋いは赤い糸で 結ばれている 1
 翌朝、菘は朝食を作らないといけないからもう起きている。僕は顔を洗ってポストから新聞を取りソファーに座った。台所では制服を着てエプロンをした薺が朝食作りの手伝いをしている。

 芹斗「おはよう」
 薺「おはようお父さん」
 菘「おはよう。もうちょっとで朝ご飯できるから」

 コーヒーと焼きたてのトーストの香ばしい香りが漂い中で新聞を読む僕。朝ご飯もできあがる直前、菘は薺にお寝坊さん起こすように言い薺はエプロンを外して2階に上がった。
 薺は蘿蔔の部屋に入りカーテンと窓をおもいっきり開けて風が制服のスカートをなびかせ振り向いて大声で蘿蔔を起こした。

 薺「寝坊助、起きろ~」

 僕はビックリして飛び起きた。姉ちゃんの声がまだ頭に響いてる。
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