スマホとゲームが手離せなくて。

襖を開けた先には・・・・・

見知らぬ男性と女性が一人ずつ・・・・・

知っている男性と女性が一人ずつ・・・・・



「遅かったじゃない、那由多~栞奈ちゃん~
 もう、お腹ペコペコで先に頂いちゃおうかしらって話してたのよ。」

「仕方ないだろ?
 こっちだって準備が必要なんだよ。
 栞奈の引っ越しだってあるんだぞ。」

「母さんは緊張と言う言葉を知らないのかよ。 
 さっきまで、俺ら那由多の家に居たから支度に時間が掛かるって言っただろ?」

「栞奈さん。
 気にせず、こちらに来なさい。
 お腹が空いただろ?
 一気にお嫁さんが二人も来てくれて父さんと母さんは嬉しいよ~」


・・・・・・・。
もう、本当に!!!!
那由多さんの方を一度、睨んでからお義父様と思われる方に言われた席へと足を運ぶ。
有ちゃんの方を見ると物凄くにやにやしちゃって。




頭にきた、私が推しの名前を元に戻したのは言わずもがな。と言うことで。











end
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