セフレのテラダ
重い恋
年が明けて1月になった。

テラダから連絡がないまま毎日が過ぎて行く。
もう半月が過ぎる。

代わりに隙間を埋めるように前野さんと1回だけ会った。

パスタを食べておしまい。
パスタは美味しかったけど、何を話したかは覚えてない。

なんで、全然楽しくないんだろう。

テラダの代わりに前野さんと会っても、全然代わりにはならなかった。

ただ虚しくて、楽しくなくて、
好きになれなかった。

テラダに会いたい。

ただテラダに触れたい。

完全に恋に落ちてしまった年明け。

テラダは毎日仕事が忙しい。


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