イノセント ~意地悪御曹司と意固地な彼女の恋の行方~
失いたくない大切なもの
お母様登場
うぅーん。
パジャマのまま部屋を出て、大きく伸びをした。
昨日は営業部の飲み会で飲んでしまった。
さすがに二日酔いってことはないが、体がだるいし頭も痛い。
幸い今日は土曜日だから一日かけて休もうと、普段より遅くまで寝てしまった。
午前9時。
遥は仕事だって言っていたからもう出たはず。
『せっかくの休日だから起こさずに行くよ』とメールが来ていた。
本当なら起きて朝食の準備でもと思ったけれど、体が動かなかった。
おかしいなあ、そんなに飲んだつもりはないんだけれど。
ピコン。
礼さんからのメール。
『昨日はお疲れ様。萌夏ちゃん、体調大丈夫?昨日は顔色がよくなかったようだから心配しています。何かあったら遠慮なく連絡をくださいね』
礼さんったら。
確かに昨日は普段よりお酒が回るのは早かった。
疲れがたまっているのかなって思っていたけれど、もしかして体調が悪いのかも。
そう言われてみれば少し熱っぽい気も・・・
とりあえず熱でも測ってみようと、萌夏はリビングの引き出しから体温計を取り出した。
その時、
ガチャッ。
玄関ドアの開く音がした。
パジャマのまま部屋を出て、大きく伸びをした。
昨日は営業部の飲み会で飲んでしまった。
さすがに二日酔いってことはないが、体がだるいし頭も痛い。
幸い今日は土曜日だから一日かけて休もうと、普段より遅くまで寝てしまった。
午前9時。
遥は仕事だって言っていたからもう出たはず。
『せっかくの休日だから起こさずに行くよ』とメールが来ていた。
本当なら起きて朝食の準備でもと思ったけれど、体が動かなかった。
おかしいなあ、そんなに飲んだつもりはないんだけれど。
ピコン。
礼さんからのメール。
『昨日はお疲れ様。萌夏ちゃん、体調大丈夫?昨日は顔色がよくなかったようだから心配しています。何かあったら遠慮なく連絡をくださいね』
礼さんったら。
確かに昨日は普段よりお酒が回るのは早かった。
疲れがたまっているのかなって思っていたけれど、もしかして体調が悪いのかも。
そう言われてみれば少し熱っぽい気も・・・
とりあえず熱でも測ってみようと、萌夏はリビングの引き出しから体温計を取り出した。
その時、
ガチャッ。
玄関ドアの開く音がした。