サプライズは素直に受け取って。
何故、"土曜日はちょっと"なのか知りたくて風呂どころじゃなくなり、彼女からの返信を待つ事にした。

[四季]!?
大学の合格発表や就職の内定通知を見るときの様に彼女からのメッセージをドキドキしながら開く。


『土曜日はゆっくりバスタイムを楽しむ日と決めていて…。
 せっかくのお誘い嬉しいですが、最近、色々あったので身体を労りたいなと。  四季』

え?
バスタイム?
四季ちゃん、君は本当に可愛い人だ。
めちゃくちゃ安心するメッセージをとりあえず、スクーリングショットしておく。


『なるほど。
 四季ちゃんらしいね!
 それなら、いいよ!   玲央』

次の誘いはどうか断らないでと念を送りながら、今回の事は許す。
< 171 / 219 >

この作品をシェア

pagetop