2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~【リニューアル版】
番外編 柊の独り言
『柊、いい加減結婚してよ~』
『嫌だ。結婚はしないよ。最初にそう言ったよね?』
『でも~柊のこと好きだもん』
『嬉しいよ。ありがとう。これからもよろしくね』
『またそうやって逃げる~』
『僕は逃げないよ。どこにも行かない。僕の居場所は…ここにしかないから』
『居場所?居場所って…仕事のこと?いっつも仕事が恋人だなんて言って…そんなに仕事が大事なの?』
『大事だよ。仕事は大切な恋人。でも…』
『でも?』
『何でもないよ。言っても仕方ないから…』
『もう~!柊の意地悪!』
仕事以上に大切なもの。
それは…
ただ1つ。
今でもずっと…
君が好き。
夢にも出てくるくらいにね。
だけど…
君の隣にいるのは、僕だけど…僕じゃない。
嬉しくもあり、切ない現実。
君のことを忘れることが出来ないまま…
このままきっと、慌ただしく月日は流れていくんだろう。
でも、僕は…
もう、大丈夫。
君のいない毎日でも…こうやって、ちゃんと笑えてるから…
「僕は幸せだよ」って、いつか必ず心から言える時が来る。
その時まで…
歩みを止めず、ただ前を向いて進んでく。
君に…出会えて、本当に良かった。
ありがとう…柚葉。
僕の…大切な人。
『嫌だ。結婚はしないよ。最初にそう言ったよね?』
『でも~柊のこと好きだもん』
『嬉しいよ。ありがとう。これからもよろしくね』
『またそうやって逃げる~』
『僕は逃げないよ。どこにも行かない。僕の居場所は…ここにしかないから』
『居場所?居場所って…仕事のこと?いっつも仕事が恋人だなんて言って…そんなに仕事が大事なの?』
『大事だよ。仕事は大切な恋人。でも…』
『でも?』
『何でもないよ。言っても仕方ないから…』
『もう~!柊の意地悪!』
仕事以上に大切なもの。
それは…
ただ1つ。
今でもずっと…
君が好き。
夢にも出てくるくらいにね。
だけど…
君の隣にいるのは、僕だけど…僕じゃない。
嬉しくもあり、切ない現実。
君のことを忘れることが出来ないまま…
このままきっと、慌ただしく月日は流れていくんだろう。
でも、僕は…
もう、大丈夫。
君のいない毎日でも…こうやって、ちゃんと笑えてるから…
「僕は幸せだよ」って、いつか必ず心から言える時が来る。
その時まで…
歩みを止めず、ただ前を向いて進んでく。
君に…出会えて、本当に良かった。
ありがとう…柚葉。
僕の…大切な人。