アイドルと一般人の恋の話
カランカラン
秋「いらっしゃいませ。」
声をかけに行った秋斗さんを横目に、私はカクテルを飲む
秋「彩葉ちゃん、ごめんね。隣に人座ってもいい?」
初対面の人に対して少し人見知りをしてしまう私を気遣って声をかけてくれた。
彩「大丈夫ですよ。」
そう答えて、椅子を少し壁側にずらす。
それと同時に空いていた隣の席に人が座るのを感じた。
フワ〜
シトラス系のいい匂いを漂わせ、隣に座ったのは若めの顔の整った男性だった。