アイドルと一般人の恋の話
「隣、すみません。」
シトラス系の香りを漂わせながら隣の男性が声をかける。
彩「大丈夫ですよー。」
初めての人で私も少し緊張しながら言葉を返す。
秋「太陽、今日は何飲む?」
太「ウィスキーのロックで」
太陽と呼ばれた男性は、横目でチラリと覗いても分かるくらいのイケメンで、お酒を注文する時の声も男性らしい声だった。
秋「はい、ウィスキーのロックです。」
秋斗さんから受け取ったお酒を、グイッと飲んでいく。
そんなに一気に飲んで大丈夫だろうか。