小説「グレイなる一族」

エピソードQ 「グレイなる息吹」

エピソードQ 「グレイなる息吹」

I am GALY・・
私の名は、グレイ

私は、ある悪の巨大組織が、改造人間にされそうな所すんでの所で逃げ延び
「グレイランド」を建国し守る誇り高き高貴な者だ。

今日も「グレイランド」の一日が終わろうとしている。
今日も一日政務を激務にこなした(アーノルドの世話等)今日も一日よく働いたから
ぐっすり眠れるぞ・・(一日中寝ているんだが)さてそれでは、就寝としようか?
「グレイランド」においてこの就寝時間は、実は私にとってすごく切実な問題を抱えて
いるのだ。私は誰にでも愛される誇り高き生き物であるがゆえの問題というか?

問題とは、セバスチャン、アーノルド、グランマ皆が私と就寝したがるのである。
この中で誰と就寝するか?

それは本日の就寝度に深く影響しさりては「グレイランド」の激務にも影響しやがては
「グレイランド」の外交問題にも発展し煮干とカツオ節の完全自由化問題に影響を辞さ
ない問題となろう・・私は明日の「グレイランド」を守るためにも深い深い就寝度を有する
眠りにつかなければいけないのだ。それが誇り高き生き方なのだ。

アーノルドと一緒に就寝すると、彼は非情に子供なので寝相が悪いいつも私の背中に
足が乗ったり彼が動く度に私の目が覚めたりひいては、ベットから落とされる。
しかも今日はちょっとアーノルドは、風邪気味だ。私との就寝はご遠慮頂こう。

グランマと一緒に就寝すると、一見妥当な選択と思われがちなのだが彼女は非情に
壮大でスケールのでかい豪快なこの世のモノとは思えぬ鼾をかくのだ。この鼾の中
ではどんな生物もぐっすりとした深い深い就寝はできないのではないだろうか?
今日もグランマとの就寝はご遠慮頂こうぞ。

セバスチャンと一緒に就寝すると、彼は寝相も悪くないし鼾もなくて割とぐっすりとした
就寝を楽しめるのだが、だが彼が就寝するまで私に身体をペタペタ触ったり私の就寝
場所をあれこれ指定したりして就寝時間が短くなりがちなのだ。また彼と一緒に就寝
すると彼は非情に忠義者でグレイ教の教祖としての私を崇拝しているので非情に一緒
の就寝に感激してしまい感謝のキス攻撃をいつまででもするのだ。
今日もセバスチャンのキス攻撃は嫌だ。ご遠慮していただこうぞ



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