小説「グレイなる一族」
サイドビジョン6 「判ケツ(尻コペコペ、それは仕方がない」
小説「グレイなる一族」 サイドビジョン6 判ケツ(尻)、それは仕方がない

私の名は グレイである。
最近怒った事、コタツの中でいきなり蹴られた事

私は今、言われ無き冤罪事件の被疑者として裁判所の中の法廷で証言台に立っている。
法廷とはイメージ通り証言台から、左方向に私という由緒正しき誇り高き高貴な生き物の
弁護を担当してくれる国選弁護人のセバス・チャンが座っている・・彼は結局「最後の弁護人」の阿部寛(結婚オメデトウ)みたくスーツも着なければ髪型も寝癖のついたまま今に至ってしまっている多分彼の生き方に本気モードなどないのであろう。

証言台から右の方向には、検察官ノリィー・アンタハ(以下略ノリィーが、お出かけショッピングに行くかのように多分念入りに今日の日の為にファッションに時間を割いたのであろう。紺のスーツを着こなし、まだ私はイケテルわという表情で裁判が始まるのを待っている。

まだ「イケテルわ」というのは本人にはとっては切ない言葉である。

そして、証言台から中央に聳え立ついかにも威厳がありそうな椅子に座っているのが、
この裁判の全てを委ねられている裁判長が座る机が配置されている。

私は、証言台から見上げるような形で裁判長を見ているのだが、どうにも信じがたいのだがこの裁判の裁判長マー・ツワンは生後一年を満たない赤ちゃんともいえるメスの生き物なのである、しかも裁判長の椅子に座るとマー・ツワンはその体が見えなくなってしまうので、あろう事か裁判長の机の上に座っている・・しかも何故だかサンタさんの格好で、

ちょっと開かれ過ぎた司法ではないだろうか?






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