幸せになる!! 後編
「すいちゃん、どこにいるの?」

『りっちゃんの家の近くの公園』

「じゃあ、待ってて!
大事な事だから、直接話したい」

『わかった』


-数分後

「すいちゃん!」

「りっちゃん!」

凛月を見た瞬間、粋香は嬉しそうな顔をしていた。

ベンチに腰掛け、粋香が以前、通っていた高校の話をした。

それは気難しい先生のズボンポケットにスルメが入っていたり、面白い話をしていた。

「りっちゃん、わたしね、先輩が今は許させないし、忘れられないんだ…」

ふいに、粋香が言う。

「無理してでも忘れた方がいい」

やや強めの口調で、凛月が言う。

粋香は泣いていた。
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