世界から性別が消えるまで
2人の物語
色々と面倒な事もありようやく離婚が出来たとき、眞生さんと堂々と付き合えるようになりました。

毒親である母には内緒で眞生さんと同棲することも決まっていたのでさっさと実家を出てアパート住まい。

虐待されてた愛犬は1匹だけあいつに奪われてしまい無念で、本当に申し訳なくて助けられない自分に腹が立ちました。

それで毎日泣く私に眞生さんは優しくハグをしてくれるんです。
そして、半年近く経った頃眞生さんがヨーキーを飼ってくれました。

「これでもう寂しくないやろ?だけん、もう泣くな」

って……
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