蜜甘同居こじらせ中 その後 短編集



「綺月のヘタレ、まだ治んないわけ?」


 自分の育てているアイドル捕まえて、
 ヘタレって……



「心美ちゃんと付き合う前より、
 綺月のヘタレ度、上がりすぎでしょ」



 そんなこと。

 俺が一番よく、わかってるし……




 マネージャーは
 俺の背中をグーで叩いて、叩いて。


 太鼓を叩いてんの?ってほど、
 両手でボコボコ叩いて。



「痛すぎだっつうの!」


 俺が逃げ出したとたん、
 アハハと笑い声をあげた。




「心美ちゃんも、お気の毒ね~
 こんなヘタレにハマっちゃうなんて」


「どうせ俺は、
 好きな女を嫉妬で狂しめる、
 独占欲の塊の束縛男ですよ」


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