蜜甘同居こじらせ中 その後 短編集
私も変わらなきゃ!
自分の気持ちを伝えるのが苦手で
綺月君に『好き』って想いを、
恥ずかしくて言葉にできないけれど。
そのせいで、綺月君を
不安にさせちゃっていたんだから。
「綺月君。
今まで、自分に自信がなくて……
あんまり言えなかったんだけど……」
「何?」
「綺月君のことを大好きって思ったら、
これからは毎回、
声に出して伝えてもいい?」
「恥ずかしがり屋の心美に、
そんな難易度が高いこと、できるわけ?」
「頑張る」
「じゃあ、今、頑張って」
私の口元に、綺月君は耳を近づけた。