秘密のカンケイ
育ちの良さそうな凛とした瞳、スッとした鼻筋、スラッとした体躯に黒髪が揺れる。どこからどう見てもまばゆい程のイケメンだ。

雄大はがっしりとした筋肉質でワイルドなイメージだから、アオイとは全く違う種類の男性だ。

私とアオイは例の時間以外は驚くほど普通だし、アオイもその話題は出さない。だから今一緒にいても気まずいとかはないのだ。不思議な気分だが。

「二人とも少し遅れるみたいだから、先に始めてていいって。じゃあビール頼んどこっか」

そうしてアオイの家に着いてお互いが買ったものを広げる。

「おっ!俺の好きなエビチリじゃん!コロッケもある!早く食べたい食べたい」

急に子どもっぽくなるアオイに自然と笑みが漏れる。

お酒はビールがくるまで二人とも梅酒をちびちび飲むことにした。
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