すてきな天使のいる夜に〜2nd Sstory〜
ーside 紫苑ー
「沙奈、寝ちゃったな。」
大翔や翔太と話をしていると、沙奈は大翔にもたれ掛かるように眠っていた。
いつも、何の前触れもなく深い眠りにつく。
呼吸状態が安定しない時は、時々苦しそうな表情を浮かべているが、今日は大翔が傍にいるからか表情が穏やかだった。
よっぽど、大翔の隣は沙奈にとって安心できるんだろうな。
こうして、少しずつ誰かに頼ることができるようになった姿を見ると安心できる。
「大翔、沙奈は来年で高校を卒業する。
沙奈が高校を卒業したら、沙奈と一緒に暮らすことを考えているのか?」
ずっと、気になっていた。
沙奈が高校を卒業するまでは、自分の気持ちを制御すると言っていた。
結婚の話や、同棲の話は何も聞いていなかった。
こういう話は、タイミングを見て話すのだろうけどどうしても気になってしまう。
沙奈や大翔から話してくれるのを待つべきなのか。
ずっと考えていた。
それでもやっぱり、大切な妹だからこそ心配になったりしてしまう。
「そうだな…。
沙奈が、俺と一緒に暮らすことを望んでくれるならもちろんそうしたい。
沙奈がこれから成長していく様子を1番近くでみていたいと思う。
だけど、紫苑と翔太には1つ謝らないといけないことがあるんだ。」
「えっ?」
「沙奈の退院の日に、手を出してしまったんだ。
あの日は、どうしても自分の気持ちが抑えきれなくて…
でも、沙奈を悲しませるようなことはしてない。
俺から、沙奈が高校を卒業するまで待つと言ったのに申し訳なかった。」
「そうだったのか…。
沙奈は、嫌がってなかったのか?」
「ああ…。多分。」
一線は超えていないということだよな。
「大切な人だからこそ、そういうことはちゃんとしてからじゃないとさすがにできない。」
そうだよな。
沙奈が退院してから、やけに大翔と沙奈との距離が前よりも近くなった気がしていた。
そういうことだったのか。
「沙奈が嫌がってなかったのなら、大翔がそこまで自分を責めたりしなくていいよ。
それに、ありがとう。
沙奈のことを思ってくれて。
一線を超えないように、自分の気持ちにブレーキをかけてくれてありがとう。」
高校卒業以前に、沙奈はまだ未成年で俺達は20歳を超えた大人だ。
きっと大翔は、沙奈が成人するまでは待ってくれるのだろう。
「そうだな…。さすがにその一線を超えてしまったら犯罪になってしまうしな。
沙奈がまだ未成年だからこそ、今はこの歳の差が辛く感じてしまうんだ。
沙奈が成人を迎えた後は、沙奈の意思を最優先にしたいと思っている。
沙奈が、20歳迎えたあとも俺を好きでいてくれるのであれば結婚を前提にお付き合いをさせてほしいとも思っている。
同棲や、結婚のことは沙奈がまだ紫苑や翔太の元から離れることに不安があるとしたら待ちたいとも思ってる。
そこも、沙奈の気持ちと紫苑達に相談をしていきたいって考えているよ。」
真剣な眼差しで、眠る沙奈を見つめる大翔を見ていると、大翔なら沙奈を幸せにしてくれると感じる。
俺の想像以上に、大翔は沙奈を思い考えてくれている。
「楽しみだな。これからの沙奈の成長も、大翔と沙奈がどんな未来を歩んで行くのかも。」
沙奈の花嫁姿を想像して、思わず頬がほころんでしまう。
「大翔先輩、沙奈のことよろしくお願いしますね。」
「ありがとう。沙奈をきっと幸せにしてみせます。」
大翔はそう言って俺と翔太に頭を下げていた。
まるで、沙奈が嫁ぐ前日みたいだな。
いつかそんな未来に耐えられるか心配もあるけど、今は沙奈と一緒に過ごせる時間を大切にしていこう。
それから、お酒が完全に周り翔太や大翔も眠りについていた。
「このままだと風邪引くのに。」
ソファーに眠る翔太と、テーブルに顔を突っ伏して眠る大翔に毛布を掛けた。
大翔の膝枕で穏やかに眠る沙奈を抱き上げ、沙奈が眠っても大丈夫なように敷いてあった布団に沙奈を寝かせた。
沙奈の隣に横になり、自分にも布団を掛け沙奈の頭を撫でながら眠りについた。
「沙奈、寝ちゃったな。」
大翔や翔太と話をしていると、沙奈は大翔にもたれ掛かるように眠っていた。
いつも、何の前触れもなく深い眠りにつく。
呼吸状態が安定しない時は、時々苦しそうな表情を浮かべているが、今日は大翔が傍にいるからか表情が穏やかだった。
よっぽど、大翔の隣は沙奈にとって安心できるんだろうな。
こうして、少しずつ誰かに頼ることができるようになった姿を見ると安心できる。
「大翔、沙奈は来年で高校を卒業する。
沙奈が高校を卒業したら、沙奈と一緒に暮らすことを考えているのか?」
ずっと、気になっていた。
沙奈が高校を卒業するまでは、自分の気持ちを制御すると言っていた。
結婚の話や、同棲の話は何も聞いていなかった。
こういう話は、タイミングを見て話すのだろうけどどうしても気になってしまう。
沙奈や大翔から話してくれるのを待つべきなのか。
ずっと考えていた。
それでもやっぱり、大切な妹だからこそ心配になったりしてしまう。
「そうだな…。
沙奈が、俺と一緒に暮らすことを望んでくれるならもちろんそうしたい。
沙奈がこれから成長していく様子を1番近くでみていたいと思う。
だけど、紫苑と翔太には1つ謝らないといけないことがあるんだ。」
「えっ?」
「沙奈の退院の日に、手を出してしまったんだ。
あの日は、どうしても自分の気持ちが抑えきれなくて…
でも、沙奈を悲しませるようなことはしてない。
俺から、沙奈が高校を卒業するまで待つと言ったのに申し訳なかった。」
「そうだったのか…。
沙奈は、嫌がってなかったのか?」
「ああ…。多分。」
一線は超えていないということだよな。
「大切な人だからこそ、そういうことはちゃんとしてからじゃないとさすがにできない。」
そうだよな。
沙奈が退院してから、やけに大翔と沙奈との距離が前よりも近くなった気がしていた。
そういうことだったのか。
「沙奈が嫌がってなかったのなら、大翔がそこまで自分を責めたりしなくていいよ。
それに、ありがとう。
沙奈のことを思ってくれて。
一線を超えないように、自分の気持ちにブレーキをかけてくれてありがとう。」
高校卒業以前に、沙奈はまだ未成年で俺達は20歳を超えた大人だ。
きっと大翔は、沙奈が成人するまでは待ってくれるのだろう。
「そうだな…。さすがにその一線を超えてしまったら犯罪になってしまうしな。
沙奈がまだ未成年だからこそ、今はこの歳の差が辛く感じてしまうんだ。
沙奈が成人を迎えた後は、沙奈の意思を最優先にしたいと思っている。
沙奈が、20歳迎えたあとも俺を好きでいてくれるのであれば結婚を前提にお付き合いをさせてほしいとも思っている。
同棲や、結婚のことは沙奈がまだ紫苑や翔太の元から離れることに不安があるとしたら待ちたいとも思ってる。
そこも、沙奈の気持ちと紫苑達に相談をしていきたいって考えているよ。」
真剣な眼差しで、眠る沙奈を見つめる大翔を見ていると、大翔なら沙奈を幸せにしてくれると感じる。
俺の想像以上に、大翔は沙奈を思い考えてくれている。
「楽しみだな。これからの沙奈の成長も、大翔と沙奈がどんな未来を歩んで行くのかも。」
沙奈の花嫁姿を想像して、思わず頬がほころんでしまう。
「大翔先輩、沙奈のことよろしくお願いしますね。」
「ありがとう。沙奈をきっと幸せにしてみせます。」
大翔はそう言って俺と翔太に頭を下げていた。
まるで、沙奈が嫁ぐ前日みたいだな。
いつかそんな未来に耐えられるか心配もあるけど、今は沙奈と一緒に過ごせる時間を大切にしていこう。
それから、お酒が完全に周り翔太や大翔も眠りについていた。
「このままだと風邪引くのに。」
ソファーに眠る翔太と、テーブルに顔を突っ伏して眠る大翔に毛布を掛けた。
大翔の膝枕で穏やかに眠る沙奈を抱き上げ、沙奈が眠っても大丈夫なように敷いてあった布団に沙奈を寝かせた。
沙奈の隣に横になり、自分にも布団を掛け沙奈の頭を撫でながら眠りについた。