すてきな天使のいる夜に〜2nd Sstory〜
ーside 沙奈ー
背中に優しい温もりを感じながら目を覚ました。
「そっか、昨日あのまま…」
大翔先生も、昨日は帰らずに家にいたんだ。
「沙奈…?起きたのか。」
「紫苑、おはよう。」
「おはよう。今日は顔色がいいな。」
紫苑は、私の顔色を見ながら優しく微笑んだ。
「ここ、片付けなくちゃね。」
「そうだな。沙奈は、ゆっくり休んでな。」
「私にも手伝わせて。今はお手伝いできるから。」
「分かった。無理はするなよ。」
「うん。ありがとう。」
昨日の夜の空気が部屋に残っているはずなのに、少しも息苦しくない。
「紫苑、私今日からまた勉強に取り組む。」
「どうしたんだ?いきなり。
沙奈の張り切りは、少しだけ心配なんだよな。
そんなに焦らなくても…」
「違うの。」
「え?」
「たしかに、もうすぐ模試もあるし焦りもないって言ったら嘘になる。
だけど、やっぱり私は医者になりたいの。
誰かを助けられる存在でいたい。
心の治療と、命を救うこと。
こんな凄いことが出来る人になりたい。
せっかく、紫苑と翔太が助けてくれた命だから。
それに、大翔先生も。
何度も救ってくれた皆に、恩返しがしたいの。」
「そうか。そんな風に思ってくれていることが何よりも嬉しいよ。
沙奈と一緒に、仕事することが楽しみだな。」
何度も何度も、私から逃げることなく、見捨てることもなく救いの手を伸ばしてくれた。
私の成長を見守ってくれている。
医者への道へ歩み出そうと決意した時も、私の意思を尊重してくれた紫苑や翔太。
誰かを愛することの大切さを教えてくれた大翔先生。
小さい時から、今も本当の妹のように優しく支えてくれる冨山さん。
気づけば、私の周りにはたくさんの人の温かい手に包まれていた。
1度は諦めた、人の温もりに触れること。
これから先も、どんな時も。
皆が傍にいてくれる感謝の気持ちを忘れずに、強く生きていこうと思う。
背中に優しい温もりを感じながら目を覚ました。
「そっか、昨日あのまま…」
大翔先生も、昨日は帰らずに家にいたんだ。
「沙奈…?起きたのか。」
「紫苑、おはよう。」
「おはよう。今日は顔色がいいな。」
紫苑は、私の顔色を見ながら優しく微笑んだ。
「ここ、片付けなくちゃね。」
「そうだな。沙奈は、ゆっくり休んでな。」
「私にも手伝わせて。今はお手伝いできるから。」
「分かった。無理はするなよ。」
「うん。ありがとう。」
昨日の夜の空気が部屋に残っているはずなのに、少しも息苦しくない。
「紫苑、私今日からまた勉強に取り組む。」
「どうしたんだ?いきなり。
沙奈の張り切りは、少しだけ心配なんだよな。
そんなに焦らなくても…」
「違うの。」
「え?」
「たしかに、もうすぐ模試もあるし焦りもないって言ったら嘘になる。
だけど、やっぱり私は医者になりたいの。
誰かを助けられる存在でいたい。
心の治療と、命を救うこと。
こんな凄いことが出来る人になりたい。
せっかく、紫苑と翔太が助けてくれた命だから。
それに、大翔先生も。
何度も救ってくれた皆に、恩返しがしたいの。」
「そうか。そんな風に思ってくれていることが何よりも嬉しいよ。
沙奈と一緒に、仕事することが楽しみだな。」
何度も何度も、私から逃げることなく、見捨てることもなく救いの手を伸ばしてくれた。
私の成長を見守ってくれている。
医者への道へ歩み出そうと決意した時も、私の意思を尊重してくれた紫苑や翔太。
誰かを愛することの大切さを教えてくれた大翔先生。
小さい時から、今も本当の妹のように優しく支えてくれる冨山さん。
気づけば、私の周りにはたくさんの人の温かい手に包まれていた。
1度は諦めた、人の温もりに触れること。
これから先も、どんな時も。
皆が傍にいてくれる感謝の気持ちを忘れずに、強く生きていこうと思う。

