あなたに本命のチョコを
そう思いながらも、わざわざ学校に本命チョコを学校に持って行って、

そんな私の諦めきれない気持ちににさらに虚しくなった。

学校について、昼休みを迎えたとき私は、

親友の紗季(さき)に友チョコを渡して、会話を弾ませる。

すると、何かに気づいた様に聞いてくる。

「ねぇねぇ、佳奈その袋の中チョコだよね誰にあげるつもりなの?」

キラキラした眼差しを向けられ、うっ!と
怪しい位に目を泳がせる…

「えっ!?なにその反応!もしかして本命?!
相手は!?誰!誰?」

どんどん距離を近づけてくる紗季と何も言えない私。
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