メンヘラたんだもん!
放課後

「まい、スイパラ行くよ」

『うん。』

「まい?」

『ねえ、なんかあった?ちょっとおかしいよ。』

「あいつら。もういいの。行こ。何も考えたくないから。」

『そうだね、、忘れること大事だし!いこう!全種類制覇するぞ!」

「いっつもそれで死にかけてるじゃん、、」

『き、気のせいだよ!』


スイパラ

「よし、、いちごタルトから、、」

『私は、んー、、ティラミスから!』


一時間後

「めっちゃ食べた、、これ、四日はご飯いらない。」

『ちゃんと食べなきゃダメだよ!って言いたいけどその気持ちがものすごくわかる。』

「よし、、暗いし帰ろっか。」

『そうだね。また明日。』

「また明日。」

帰宅

「疲れた、、、」

私の夜は終わらない。
親に捨てられた身だ。
親が金持ちで、まだ、私を愛してくれていた時に親がためてくれていた貯金があるからスイパラ行ったり遊べるほどの余裕があるが、いつ、取られて、いつそこを尽きてもいいように、、否、そこが尽きないように、コンカフェで働いている。
ここだけは、自分のいいところだと認めている箇所がある。
それは、顔
外見
それさえあれば内面なんて仮面貼ればなんとでもなる。
それに、東京のコンカフェはメンヘラが多いし。

「さて、今日も貢いでもらいますか。」

みんなに囲われるからいいよね。
承認欲求の塊の私は金稼げるし、囲われるし、一石二鳥だ。

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