本能で恋をする
そのままベットに下ろし、えりぃを組み敷いた。
えりぃの両手を片手で頭の上に押さえつけ、もう片方の手で、
「えりぃ……」
頬に触れ、撫でる。
綺麗だ。酔って赤くなった顔も、潤んだ瞳も。
「い…いや。やだ!
離して、亮くん!」

「どうしても、諦めきれないんだ………。
どうしても………」
「ほんとにやめて……友達でいようって言ったじゃない?お願い、やめて………」
目に沢山涙が溜まっている。酷くて、最低なことをしているのは、わかっている。
でもどうしても、抑えきれない。

「えりぃのせいだ!!えりぃが可愛すぎるから!
えりぃが俺の心を離してくれないから!!」
「いや……亮くんやめて。怖い…。
助けて!海斗ぉーー」


なんで―――――なんでなんだよ!
なんで、アイツなんだ!


「ンンン…………」
キスをする。えりぃの口唇は柔らかくて、甘くて………クラクラする。
足をバタバタさせ、もがいているが関係ない。
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