本能で恋をする~after story~
「で、なんで捨てられると思ったの?」
私は今日あったこと全て海斗に、話した。

「そうゆうことね。やっとわかった!
アイツはね、紺野 美久って言って俺達二人の秘書だよ。
凛音に会いたがってて、それで急だったんだけど、連れて来たんだよ」
「そうだったの?てっきり私……」
「まさか浮気してるとでも思った?」
「浮気とは思わなかったけど、あまりにもお似合いだったから」

そう、海斗が私以外の女性といたことが、ショックなんじゃなくて、二人がお似合いだったから、ヤキモチ妬いたのだ。
いままでにもそうゆうことは、何度もあった。でも今日はあまりにも二人が、自然で……

「ごめんね、海斗。ヤキモチ妬いてパニックになっちゃって。……ってなんで笑うの??」
「いや、凛音がヤキモチ妬いてくれたことが、嬉しくて!それくらい俺が大好きってことだろ?」


あたりまえでしょ?
もう!なんか、悔しい!
チュッ――――
「海斗が笑ったから、お仕置き!!」

そしてその場から立ち去ろうと、ソファーから立つ。でもすぐ海斗に手を捕まれ…………



「……え?それだけ…?」
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