本能で恋をする~after story~
「んあぁ……ん……はぁぁ…やぁぁ……。
海斗ぉ……か、お…見ないでぇ……」

ソファーの上、凛音が俺に跨がったまま俺達は、繋がっている。


「ダメ、だよ……もっ、と見せて。その可愛い顔が、見たいから……」
凛音が俺を喜ばせようと、必死に動いている。

最高の光景だ―――――

服を乱れさせて、ほんのり赤い身体や、真っ赤な顔。恥ずかしがってる表情。全てが俺を雄にする。



「も……ダメぇぇぇ……」
「俺も……もう……っつ…」


絶頂に落ち、た。



「はぁ、はぁ、はぁ。
凛音、スッゴい良かった。よく頑張ったね。気持ち良かったよ」

凛音が跨がって繋がったまま、俺に抱きついている。俺の肩に顔をうずめて。

「凛音……??大丈夫?意識飛びそう?」
「ううん、違うの。力抜けちゃって………。もう少し呼吸整えたら、下りるから。もう少し待って。
ごめんね、重いでしょ?」
「ううん、全然。むしろこの重みが幸せ。凛音が満足するまで、乗ってていいよ。冷えるから、服羽織ってな!」

凛音に俺のジャケットを、掛ける。
凛音が、落ち着くまで背中を撫で続けた。

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