1人で頑張らなくてもいいんだよ、俺にも頼ってよ


「亮太、身体なまってんじゃねーの」

「やばい、完全になまってる(笑)」

ハアハア

完全に息切れ状態だ

「バイトばっかしてんの?」

「そうだな、毎日シフト入ってる」

「いつ休むんだよ」

「土日の夕方までは空いてるよ」

「何してんの?」

「寝てるかな(笑)明日香が土日はバイトだしな」


「すれ違いじゃん」

「ん〜まあ、最近は特にすれ違いかもな」

「喧嘩になんねえ?」

「たまになるけど……」

「あんなにラブラブだったのにさ、一緒に住んで冷めてきた?」

「好きだよ、明日香のこと」

「でも、今のお前の生活には中川がいてもいなくても成り立つじゃん?」

「ん〜」


亮太は黙ってしまった

「朝帰りとかさ、中川が喜ぶ?」

「明日香が話した?」

「車で寝た時に言ってた」


「……金がいるんだよね」

「金?」

「奨学金を返済していかないとさ」



「それはみんなそうだろうけど……大学卒業して仕事ついてからでいいんじゃないのか?
大学生活もバイトで終わるのか?
サークルも入ってないし」



1度働いてみてどれくらい稼げるか試してみたいってのもあって、バイトを入れてると亮太は話し出した



最初家賃は明日香のとこと半分だったけど、バイト代で自分が払い出したと話してくれた

妹にもお金がかかるから自分で稼げるなら親の負担を少しでも軽くということらしい

「その事を中川は?」

「話してない……」

「亮太、話した方がいいと思うよ、女はさ不安になるんだよ、俺が経験済み」

< 207 / 220 >

この作品をシェア

pagetop