1人で頑張らなくてもいいんだよ、俺にも頼ってよ
「そうなんだ……」
「でも、俺も甘えたいんだけどね(笑)」
「甘え方がわからない、甘えるってどうするの?」
「んー、こうやってハグしたり、膝枕したり、キスしたり……」
成田にハグをして膝枕をしてもらってから俺は成田の頭を引き寄せて…キスをした……
えーと……私は何をされたのかな?
海斗くんの行動が早すぎて頭がついていかない
海斗は起き上がるとまたハグをした
「なんかさ、一部の男子にな、俺達つきあってるものと思われていたらしい」
「うそ!?」
「ほんと、森下に乗られている時かな、ちょっと下ネタ入っちゃってて成田とどう?とか聞かれた……」
2人は無言になった
夜でよかった
海斗はハグをしたものの菜々美の胸が当たりドキドキしていた
でも、やっぱりギューッと抱きしめた
きっと成田にとってはハグが1番安心するはず
だって成田にはハグをしてくれる母親はいないのだから……
しばらく抱いていると海斗の携帯が鳴り2人は自然に離れた
「これは、ヤバい(笑)」
菜々美に見せた
朝香に乗られていた時の写真だった
「なっ、これ……美咲から?」
菜々美は動揺して発信ボタンを押していた
あっ……俺の携帯…海斗は思ったが遅かった
「美咲、何なの、あの写真は」
「菜々美なの?へぇ、まだ一緒にいたんだー」
「あっ!」
菜々美は真っ赤になって携帯を海斗に渡した
「写真、サンキュー、またな」
携帯をポケットにしまった