愛され、溶かされ、壊される
*****竜 side*****
俺の腕の中で寝ている、葵。
片方の手で頭を撫でる。
愛しい……
葵の全てが――――――

少し赤みがかった身体、震えながら俺の愛を必死に受け止めようとする姿、甘い声、全て―――――

このまま監禁してしまおうか…?
いや、ダメだ―――
監禁なら、いつでもできる。
葵自身が俺に溺れないと――――

俺なしで生きれなくなるくらいに――――――




「ん…竜く……」
葵が俺の夢を見ているのか、名前を呼び俺にすり寄る。
その甘く可愛い声がまた俺を雄にする。

今から無理矢理起こして、また抱き犯してしまいたい。

そんな衝動と戦いながら、俺も葵を抱き締め眠りについた。

*****竜 side・終*****
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