ただ今、2人の王子に愛され中


「あれっ、知らない?こちら、私の同級生の岡田隼人くん。」


 音葉が、隣の男に俺を紹介する。

 『同級生』という言葉が心に深く刺さる。

 俺は音葉にとって、ただの『同級生』という存在でしかないのか…。


「へえ、隼人くん。僕は音葉の兄の桜庭浩輝。よろしく。」


 一瞬、時が止まったのかと思った。

 今、なんて言った?


『僕は音葉の兄の桜庭浩輝。』


 兄…?

 彼氏じゃないのか?


「え…お兄さん?」


 
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雨は君に降り注ぐ

総文字数/155,453

恋愛(学園)232ページ

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 先輩と会うときには、いつも雨が降っている。  どこまでも優しくて、自由で、あたたかいひと。  先輩を見ていると、ほっとする。  雨の日でさえ、元気でいられる。  きっと先輩には、青空なんて必要ないんだ。  雨に濡れている先輩だって、かっこいい。  私は先輩となら、どんなに辛くたって大丈夫だ。  でも、  私じゃ、先輩の傷を癒してあげることができない。  ねえ、先輩、  私じゃダメですか?    君はいつだって、雨に濡れていた。  どこまでも純粋で、優しくて、かわいらしい子。  君を見ていると、癒される。  雨の日でさえ、元気でいられる。  きっと君には、青空なんて必要ないんだね。  どんな日だって、君は輝いているから。  僕は君となら、どんな困難でも乗り越えていける。  でも、  僕には、君を愛する資格がない。  君には、  僕じゃダメなんだ。  青空なんかなくたって、私は先輩といっしょがいい。  青空を見られなくたって、僕は君の笑顔を見ていたい。  雨は君に降り注ぐ

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