先輩、こっち振り向いて。
「4年前 覚えている?」
ゆっくりと
「うん」

「あの時私は家族が最低だったの」

「そうなんだね」
心配そうな顔をする陽菜
「でも1人の彼女が私を守った。」
「へぇ」
興味無さそうな顔をする陽菜
「昔ねいじめられてね彼女が助けてくれた。」
「......っ . ....」
顔が真っ赤っかになる陽菜
「運命だと思った。」
「それって .......」


ゆっくりと息を吸う
「陽菜 日高陽菜だよ 」
すると、
陽菜が涙を流した
「なんで....なんで...なんで. .!!!」
「陽菜....」
陽菜が
「なぁに?」
「好き ......大好き」

「付き合いたい」

「私も好きだよ」

「でもね」


でもね?って
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