潔癖女子の憂鬱~隣人は、だらしない男でした~
***
睡眠不足が祟って、目の下のクマ、肌の艶もなくなっていたが、この2日でだいぶ回復した。
やっぱり、人間たるもの睡眠に変わる美容液はないな、とパックをしながらネイルを直していると、ガタガタと大きな物音がした。
目を見開き物音がした方へ歩み寄る。
恐る恐る、壁に耳をつけ様子をうかがった。
まさか……!!
物音が止んだと思ったら、今度はテレビのニュースが大音量で流れる。
女性アナウンサーの淡々とした物言い。同じテレビ番組を見ているのに、確実にここにあるテレビから聞こえる音声より、クリアに聞こえた。
ありえない、ありえない、ありえない!
ここ2日は静かだったじゃないか。
まるで、もぬけの殻のような……
「もぬけの殻?」
目を見開いた舞は、髪の毛をぐしゃぐしゃと掻き乱す。
どうして気づかなかったのだろう。
同じマンションの人が指摘をしてくれたのだと思って、隣に人の気配がするかまで考えていなかった。
甘かった。
睡眠不足が祟って、目の下のクマ、肌の艶もなくなっていたが、この2日でだいぶ回復した。
やっぱり、人間たるもの睡眠に変わる美容液はないな、とパックをしながらネイルを直していると、ガタガタと大きな物音がした。
目を見開き物音がした方へ歩み寄る。
恐る恐る、壁に耳をつけ様子をうかがった。
まさか……!!
物音が止んだと思ったら、今度はテレビのニュースが大音量で流れる。
女性アナウンサーの淡々とした物言い。同じテレビ番組を見ているのに、確実にここにあるテレビから聞こえる音声より、クリアに聞こえた。
ありえない、ありえない、ありえない!
ここ2日は静かだったじゃないか。
まるで、もぬけの殻のような……
「もぬけの殻?」
目を見開いた舞は、髪の毛をぐしゃぐしゃと掻き乱す。
どうして気づかなかったのだろう。
同じマンションの人が指摘をしてくれたのだと思って、隣に人の気配がするかまで考えていなかった。
甘かった。