成瀬くんと秘密の教室で××の特訓を♥
じっと自分の手を見た後、恐る恐るうちの手に触れる良太。その手は意外としっかりと大きくて、がっちりしていて……。’
(可愛い顔だけど、男の子なんだなぁ、やっぱり)
なんてうちが考えるぐらい……なんかこっちが意識してドキドキしてくる。よく考えれば、男の子の手を握るなんて、うちも初めてだ。
「あ、以外と平気かも……?」
少し震え気味にぎゅっとしてくる良太の手は温かかった。
「……そろそろ離してくれないかな、良太」
「あっ、ごめん。由紀!」
(1分以上握りしめられてたような……?)
なんだかうちの手がまだぬくぬくしている。どこか鼓動が早い気がして、うちはそのまま胸に手を置いた。温かな、良太のぬくもりが残る手で触ると、まるで自分以外が胸に触れたようでドキリとしてすぐに手を離した。