成瀬くんと秘密の教室で××の特訓を♥
「あの、急に抱きつかれてもうちも困るんだけど」
「だって、女の子が一杯、で」
「そりゃここは共学だから当たり前だけど……」
「オレ、絶対に女の子平気にならなきゃいけないのに」
「はあ……」
知らんがな。
「君、ここの生徒? 1年生?」
「……まあ、そうだけどそれが?」
「助けて!」
いきなり土下座する男の子。うちはあっけにとられて思わずのけぞる。何、何?
周りに人気がないからいいけれど、人が居たら大騒ぎだよ、コレ。
「は? 何を? 何から?」
「オレ、これから女好きって設定で転校生になるから、女の子と仲良くできるように協力してよ」
「? どういう事? 貴方ってば転校生なの?」
(この人が噂の……?)
まあ、確かにすごく顔は整ってるけれど。
「訳あって絶対に女の子に免疫つけなきゃいけなくて……! お願い! 協力して欲しいんだ。オレが女慣れした男の子のフリすることに……」
「はあ」
(さっぱり意味がわからん)
別に、女の子が苦手じゃないキャラ、ぐらいを演じればいいのでは? 何も女の子慣れしてるキャラのふりをする必要性はないはずだ。
意味のわからない提案に頭を抱えながらうちは考える。この人は困ってるようだし……女の子であるうちに話しかけれる程度には女の子苦手ってレベルも軽いのだろう。それなら、協力をすると行ってもたかが知れている。簡単なことだろう。
「だって、女の子が一杯、で」
「そりゃここは共学だから当たり前だけど……」
「オレ、絶対に女の子平気にならなきゃいけないのに」
「はあ……」
知らんがな。
「君、ここの生徒? 1年生?」
「……まあ、そうだけどそれが?」
「助けて!」
いきなり土下座する男の子。うちはあっけにとられて思わずのけぞる。何、何?
周りに人気がないからいいけれど、人が居たら大騒ぎだよ、コレ。
「は? 何を? 何から?」
「オレ、これから女好きって設定で転校生になるから、女の子と仲良くできるように協力してよ」
「? どういう事? 貴方ってば転校生なの?」
(この人が噂の……?)
まあ、確かにすごく顔は整ってるけれど。
「訳あって絶対に女の子に免疫つけなきゃいけなくて……! お願い! 協力して欲しいんだ。オレが女慣れした男の子のフリすることに……」
「はあ」
(さっぱり意味がわからん)
別に、女の子が苦手じゃないキャラ、ぐらいを演じればいいのでは? 何も女の子慣れしてるキャラのふりをする必要性はないはずだ。
意味のわからない提案に頭を抱えながらうちは考える。この人は困ってるようだし……女の子であるうちに話しかけれる程度には女の子苦手ってレベルも軽いのだろう。それなら、協力をすると行ってもたかが知れている。簡単なことだろう。