幼馴染に恋をして(心愛ver)
高校一年生
朝、やはり彼は出てこなかった・・
もう、諦めていたけれど学年が変わったから
もしかしてと少し期待したが見事に外れた。
学校の掲示板でクラスを確認しているとクルミちゃんが
「ココア、4人一緒のクラス」とハイテンションで抱きついてくる・・
「え、一緒?」
「そう、一緒。ココア良かったね」と凄く喜んでいる。
私はクルミちゃんと浮き浮きして教室に行くと
そこに彼はもう座っていた。
久しぶりに近くで見る彼の雰囲気が変わっているのが私には解った。
そう、前の様なフレンドリーさが無くなっていた。
それを敏感に感じ取り、彼に恋心を抱いている私は
近づくのを躊躇っていたがクルミちゃんはグイグイ行く。
「藤原、又同じクラスだね 宜しく。」
「おう」
「何が おう よ! 格好つけなさんな!」と言って背中をパンパン叩いた・・
クルミちゃん羨ましいです・・
彼に思いを寄せている女子全員が羨望の眼差しで
クルミちゃんを見ている。
クルミちゃんのお陰でなんとか私は彼と話せる事が出来た
「藤原 久しぶり 又 宜しくね」とおずおずと口にする。
そう話しかけたのに、その先に「朝、何時に出ているの?」って口にしたかったのに
言葉にならなかった・・
クルミちゃんはそんな私を見て何かを言いたそうだったけれど何も言わなかった。
その日から1週間もしないうちにある噂が校内を駆け巡っていた・・
(王子が女子中学生と一緒に登下校している)と・・
その噂を耳にした時は言葉の通り固まった・・
その話を他の女の子が口にした時、
隣でクルミちゃんが「あっ」と小さな声を出したのに気が付いた・・
「クルミちゃん、もしかして知っていた?」
「うん その噂実は始業式の日に聞いた・・
でも、確かめた訳じゃないからココアに言わなかった
ごめん あくまでも噂だから・・」
噂って言っても火のない所に煙は立たぬと言うから・・
私は悶々とその日を遣り過ごした。
噂の当事者の彼は普段通りで逆にそれが怖かった・・
朝、やはり彼は出てこなかった・・
もう、諦めていたけれど学年が変わったから
もしかしてと少し期待したが見事に外れた。
学校の掲示板でクラスを確認しているとクルミちゃんが
「ココア、4人一緒のクラス」とハイテンションで抱きついてくる・・
「え、一緒?」
「そう、一緒。ココア良かったね」と凄く喜んでいる。
私はクルミちゃんと浮き浮きして教室に行くと
そこに彼はもう座っていた。
久しぶりに近くで見る彼の雰囲気が変わっているのが私には解った。
そう、前の様なフレンドリーさが無くなっていた。
それを敏感に感じ取り、彼に恋心を抱いている私は
近づくのを躊躇っていたがクルミちゃんはグイグイ行く。
「藤原、又同じクラスだね 宜しく。」
「おう」
「何が おう よ! 格好つけなさんな!」と言って背中をパンパン叩いた・・
クルミちゃん羨ましいです・・
彼に思いを寄せている女子全員が羨望の眼差しで
クルミちゃんを見ている。
クルミちゃんのお陰でなんとか私は彼と話せる事が出来た
「藤原 久しぶり 又 宜しくね」とおずおずと口にする。
そう話しかけたのに、その先に「朝、何時に出ているの?」って口にしたかったのに
言葉にならなかった・・
クルミちゃんはそんな私を見て何かを言いたそうだったけれど何も言わなかった。
その日から1週間もしないうちにある噂が校内を駆け巡っていた・・
(王子が女子中学生と一緒に登下校している)と・・
その噂を耳にした時は言葉の通り固まった・・
その話を他の女の子が口にした時、
隣でクルミちゃんが「あっ」と小さな声を出したのに気が付いた・・
「クルミちゃん、もしかして知っていた?」
「うん その噂実は始業式の日に聞いた・・
でも、確かめた訳じゃないからココアに言わなかった
ごめん あくまでも噂だから・・」
噂って言っても火のない所に煙は立たぬと言うから・・
私は悶々とその日を遣り過ごした。
噂の当事者の彼は普段通りで逆にそれが怖かった・・