トンネルの向こう側
女子のショッピング
何もなかった平日。

土曜日は、午前中から洋服屋さんやお店が沢山ある街の駅で待ち合わせ、
お母さんは、尚美と有紗に改めて挨拶し嬉しそうだった。
尚美も有紗もお母さんと打ち解けた様子で私たちは買い物へ繰り出した。

「さやかは、どんな服買うの?」

「通勤用に2着と、部屋着とパジャマと下着」

「当分のなんだよね? じゃあさ、安めの〇〇ビルに行ってみる?
通勤にも出来るのあるし〜」

「あそこの横に、手頃な下着屋さんもあるよ!」

恵は私たちの会話にウキウキしてる様子。

少し歩いて、〇〇ビルにはいり、
値段のわりにいい感じのブラウスやセーターもあり、スカートも気に入ったものがあったので買った。

お母さんも尚美や有紗に聞いて、明るい色のセーターを買っていた。

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