ただ、一緒にいたい
「ひゃぁ……あぁ…や…ん…ふぁ…」
愛月の身体にキスマークが付いた。
愛月の可愛い声が更に俺を興奮させ、キスマークが増えていく。
「あずちゃん…可愛い……綺麗…」
「あ、きら…くん…好きぃ……」

「あずちゃん…もう…いい…?ひとつになろうね……」
パンツに手をかけた。
「あっ、彰く……」
「あずちゃん!腰浮かせて?」
「彰、くん…」
「大丈夫…もう離さないからね…」
愛月が少し腰を浮かせた。
スルッと脱げて、そのままひとつに――――――

「――――!」
「あずちゃん…ヤバ……いれたばっかなのに……も…う」
「彰く……あぁ…あ…やぁ……んぁ…」
「あずちゃん…あずちゃ……あず、き……愛月……」

スプリングが軋み、その度に愛月の甘い声と、俺の愛月を呼ぶ声が響く。
幸せで、幸せすぎて苦しくて――――
涙が出た。
こんな穢れた俺を、真っ白な愛月が包み込んでくれる。
こんなに切ない、温かい気持ちは初めてだった。
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