俺のことずっと好きでいろよ
◇
試合は、圧勝。
相手が部員20名くらいの高校だったのもあるけど、笠原くんが先発したら、相手はまったく打てず、三振の山を築いて、見事勝利した。
琉希くんのリードもよく、何度もチャンスで打って打点も上げていたし、今日は久々の公式戦としては上々。
試合のあと、わたしはそのまままっすぐ家に帰った。
琉希くんは試合に集中してるし、今日なんて一緒に帰れるわけもないし、帰ったらまた明日の練習のこと考えるだろうし…
こういう日は会うことはない。
とりあえずLINEだけ…
『おめでとう』
っていれておく…
家で晩ご飯の支度を手伝ってたら、お父さんが帰ってきた。
そして、そのあと、晴斗も帰宅し、夜には輝がやってきた。
「おう。みのり。」
「輝。うち来るの久しぶりだね。」
「まあな。」
「晩ご飯食べてくでしょ?」
「うん。」
輝もおっきくなってきたなと思う。
冬ごろまでは子どもっぽかったのに…
試合は、圧勝。
相手が部員20名くらいの高校だったのもあるけど、笠原くんが先発したら、相手はまったく打てず、三振の山を築いて、見事勝利した。
琉希くんのリードもよく、何度もチャンスで打って打点も上げていたし、今日は久々の公式戦としては上々。
試合のあと、わたしはそのまままっすぐ家に帰った。
琉希くんは試合に集中してるし、今日なんて一緒に帰れるわけもないし、帰ったらまた明日の練習のこと考えるだろうし…
こういう日は会うことはない。
とりあえずLINEだけ…
『おめでとう』
っていれておく…
家で晩ご飯の支度を手伝ってたら、お父さんが帰ってきた。
そして、そのあと、晴斗も帰宅し、夜には輝がやってきた。
「おう。みのり。」
「輝。うち来るの久しぶりだね。」
「まあな。」
「晩ご飯食べてくでしょ?」
「うん。」
輝もおっきくなってきたなと思う。
冬ごろまでは子どもっぽかったのに…