俺のことずっと好きでいろよ
「なあみのり。見にきてたろ?」

「うん。行ったよ。」

わたしがご飯の用意してたら輝が後ろで突っ立ったまま話しかけてきた。

わたしはサラダを和えながら答える。

「今宮さん…すげえモテるよな。」

「え?」

輝を見た。

どうしたんだろう?
なんか…いつもとちがうような…

「いや…今日もさ。他校の女子がいっぱい来てたし、プレゼントとかいっぱい渡されてたし…」

それはまあ…わたしも気付いてたけど…

っていうか…学校でもいつも常に告白されないことが1ヶ月以上続いたことなんかないような人だし…

「心配じゃねーの?」

「え?まあ…けど…いつものことだし…気にしないようにしてるけど…」

「しかも今宮さんってみのりいんのにさ…他の女子にも優しくしすぎてるって思うんだよ。俺。」

「そんなの気にしてたら琉希くんの彼女なんてやってられないよ。」

「けど、ひどいなって。俺だったらさ。ぜって~他の女なんてちかづけねーけどな。」
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