俺のことずっと好きでいろよ


もう大分時間も遅かった。

9時か…
監督もきっと家帰ってるな。

けど、話さなきゃ。
明日じゃ遅い。

絶対、今日!今すぐ!

俺は、自転車を走らせて、みのりのもとに急いだ。

一心不乱って言葉がぴったりだ。

こんなに必死で自転車こいだことない。


そして、みのりの家に着いた。

めちゃくちゃ飛ばしてきたし息が最高潮にあがってる。

合宿よりしんどい。

はぁはぁ肩で息しながらインターホンを押そうとしたときだ。

「琉希くん?」

道の向こうにみのりが見えた。
もしかしてバイト帰りか?

「みのり…」

久しぶりに見たみのりは…
やっぱり愛しくて、かわいくて…
俺やっぱ…大好きだ。

「自転車?すごいしんどそうだけど…大丈夫?」

心配そうに俺を覗き込んでる。
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