俺のことずっと好きでいろよ
まあ…チャーハンくらいなら…
けど、材料…

冷蔵庫を開けてみたらなんかたくさん置いてあって…卵もハムもありそうだし…

「じゃあチャーハン。」

「いいねえ。好きだよ。」

え?

「チャーハン。」

あ、そっち…

ちょっと期待したのが琉希くんにはバレバレでクスクス横向いて笑ってるし…

わたしはもうはずかしくて…
それでパパッとチャーハン作った。

「え?」

チャーハン一口食べた琉希くんが言ったので焦る…

え?不味かった?

向かいに座って一口わたしも食べてみた。
うん…悪くない。

「おまえ…これだけは…ほめてやるよ。うまい。」

「え?」

「ああ。好きな味。また作れよ。」

そして、グイッとわたしの顎をひいた。

え?何?

不意打ちでびっくりしてしまったわたしだけど…

「ただし…俺以外には作んなよ。」

近距離で鋭い目つきの琉希くんに見つめられて…わたしの胸は…張り裂けそうなくらいドキドキ早鐘を鳴らす。

「うん。」

そのあとすぐに手を離してしまった琉希くんだけど…

俺以外には作んなとか…あんな近距離で言われたら…
もう無理だった。

わたしの頭はボーってして…もう琉希くんのことしか…考えられない…

ほんと…に…わたしのチャーハンがおいしかったのかな?

こんなに嬉しいこと…ない…よ…琉希くん…
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