あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
それを見たら『もうやるしかない!』と思わざるを得なかった。


私は、応援してくれてるみんなの顔を思い浮かべて自分に気合いを入れた。


パン教室の準備は完了してたから、1回目が始まるまで『杏』のスペースを手伝うことにした。


そこには店員が4人着いていて、他の人は百貨店ではなく『杏』にいて、あんこさん中心に総動員でパンを焼いていた。


夜中から大量に仕込みをして、どんどん焼き上げていく。


でき上がったパンを百貨店まで運ぶのも『杏』の従業員だけでは人手が足りなかった。


それを心配して、東堂社長がぜひ自分達にも運ぶのを手伝わせてほしいと言ってくれて…


東堂製粉所の仕事もあるのにと、最初はあんこさんは断ったみたいだったけど、それでもやりたいと言ってくれる社長の熱意に負けて、結局お願いすることになった。


間違いなく東堂社長は、頑張ってるあんこさんの役に立ちたい、支えたいと…そう思ってくれたんだ。
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