クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
桃華達の部に部長が戻ってきたのは、それから三十分くらい経った頃だった。
「今いるメンバーで急ぎの仕事がない者は、ミーティングスペースに集まってもらえるか?」
「「わかりました」」
集まったのは、桃華と美奈とあと数人。
「みんな、原田百貨店のお取り寄せの催事は覚えているな?」
「はい。わが社は期間限定の新商品を十種類も用意しましたからね」
「大変だったよね~」
そう、今回のために全くの新商品をミキタニからは十種類用意したのだ。しかも、高級路線からスナック菓子のアレンジした物など多岐に渡り企画開発をしたのだ。
「わが社の製品に問題なく、生産も予定どおり進んでいる」
「良かった~」と声が上がる。
「それが、喜んでいられない事態になっている」
「どういう事ですか?」
「今回の催事は原田百貨店側の営業担当と、わが社の営業担当がやり取りして主に決めていたんだ。種類や数の調整をわが社が任されていた。他のメーカーも含めうちの営業が代表して窓口になっている。うちが各社に何種類出品できるか管理していた。その営業のふたりが変更の連絡を都度各社に流してお願いしていたのに、今日になって広告に載せている出品数とお願いしていた出品数が違っていた。原田側から商品の種類を六種類程増やしたい相談があって調整しますと返事をしていたが、何もできていなかった」
「今いるメンバーで急ぎの仕事がない者は、ミーティングスペースに集まってもらえるか?」
「「わかりました」」
集まったのは、桃華と美奈とあと数人。
「みんな、原田百貨店のお取り寄せの催事は覚えているな?」
「はい。わが社は期間限定の新商品を十種類も用意しましたからね」
「大変だったよね~」
そう、今回のために全くの新商品をミキタニからは十種類用意したのだ。しかも、高級路線からスナック菓子のアレンジした物など多岐に渡り企画開発をしたのだ。
「わが社の製品に問題なく、生産も予定どおり進んでいる」
「良かった~」と声が上がる。
「それが、喜んでいられない事態になっている」
「どういう事ですか?」
「今回の催事は原田百貨店側の営業担当と、わが社の営業担当がやり取りして主に決めていたんだ。種類や数の調整をわが社が任されていた。他のメーカーも含めうちの営業が代表して窓口になっている。うちが各社に何種類出品できるか管理していた。その営業のふたりが変更の連絡を都度各社に流してお願いしていたのに、今日になって広告に載せている出品数とお願いしていた出品数が違っていた。原田側から商品の種類を六種類程増やしたい相談があって調整しますと返事をしていたが、何もできていなかった」