クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
「今日が木曜だから来週の火曜……」

「「「…」」」みんな黙りこむ。

「あの~」

「モモちゃんどうした?」

「明日と月曜、有給を使ってもいいですか?」

「「「ええっ」」」

 この大変な時に休暇?とみんなが内心驚く。

「六種類新しいお菓子がいるんですよね?」

「ああ」

「しかも、現在売られていないもの」

「そうだ」

「和洋はどちらでもいいんですよね?」

「ああ」

「生菓子でも?」

「ああ」

「他に条件は?」

 桃華は商品の企画には携わったが、細かいことは知らない。

「期間の一週間、毎日一種につき50個以上用意してほしいそうだ」

「最低50個……。部長、明日から目星がある所に当たってきます」

「あるのか⁉️」

「まあ」

「では、有給を取る必要はない」

「いえ、どのお店とも信頼で付き合いがあるので、私個人としてお願いしてきます。もちろん了承が取れたら、ミキタニとしてお取引いただきますので」

「あ、ああ。よろしく頼んだよ」

「はい」

 こうして、この困難は桃華の肩に掛かることとなったのだ。

 もちろん他の部署でも手当たり次第あたっているが……。

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